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泉質と効能
 
療養泉は9種類
療養泉とは、医学的に治療効果のある温泉水のこと。
その泉質は、主成分によって、
二酸化炭素泉(炭酸泉)、炭酸水素塩泉(重曹腺、重炭酸土類泉)、塩化物泉(食塩泉)、硫酸塩泉(石膏泉、芒硝泉、苦味泉)、鉄泉(含鉄、銅泉)、硫黄泉(硫化水素泉)、酸性泉(明ばん泉)、放射能泉、単純泉
の9種類に分類されます。また、泉質の他、「酸性」「アルカリ性」にも分けられます。
■酸性泉… 飲むとすっぱく、小さな傷口にもしみて、目にはいると痛みを伴ったりと刺激が強い。
お年寄りや肌の弱い人は要注意。火山の多い日本に多く見られる。
■アルカリ泉… 皮脂を溶かして角質を柔らかくするため肌がスベスベになる。
高すぎると、かえってカサカサになるので注意が必要。
 
療養泉と効能
単純温泉
含有成分がいずれも基準値に満たず、1kgの温泉水を蒸発させて固形成分、遊離炭酸の領も1g未満。だが源泉は25℃以上あるため温泉法をクリア。
激が少なく入りやすく、利用範囲も広い。日本では最も多い泉質。
二酸化炭素泉
成分の炭酸ガスが肌につく性質で低温だが保温効果大。
心臓に負担をかけず血圧を下げ決行を促進。高血圧、動脈硬化、リウマチなどに有効。消化活動を助ける効果も。
炭酸水素塩泉
アルカリ性で肌をスベスベにする効果大。皮膚が浄化されて放熱が高まり、入浴後清涼感をもたらす。
飲むと、胃の運動を助ける、胆のう、すい臓、肝臓に効果もある。
 
ナトリウム塩化物泉
皮膚についた塩分が体温の放散を防ぐので保温効果が高まる。関節痛、筋肉痛、リウマチに効果あり。
硫酸塩泉
陽イオンにより4種類に分けられる。
ナトリウム硫酸塩泉は高血圧、動脈硬化、外傷に効く。
カルシウム硫酸塩泉は切り傷ややけどに、飲むとじんましんや慢性湿疹、便秘に有効。
アルミニウム硫酸塩泉は皮膚病に。
マグネシウム硫酸塩泉は日本では少ない。
鉄・緑ばん泉
主な陰イオンが炭酸水素イオンの炭酸鉄泉と主な陰イオンが硫酸水素イオンの緑ばん泉に分類される。
緑ばん泉は刺激が強い。
 
単純硫黄泉・硫化水素型
末硝血管拡張作用が強く、動脈硬化、高血圧、心臓病に適している。脱脂、漂白のほか解毒作用があり、飲むと金属中毒、薬物中毒、便秘に効く。
炭酸水素ガスは痰(たん)を除く作用があるが、有毒なので換気が必要。湯あたりにも注意。
酸性泉
強い刺激と抗菌作用を利用して皮膚病などに用いられる。
飲むとすっぱく歯を溶かすので、飲用の際は注意が必要。また、肌にしみ、皮膚のただれや湯あたりを起こしやすいので注意。
放射能泉
鎮静作用があり、リウマチ、神経痛などのほか、睾丸や卵巣の機能効果も高める。
飲むと利尿作用があり、慢性の尿路疾患や痛風に効く。湯あたりに注意が必要。
 
温泉を楽しむ前に「禁忌症」にご注意
病気などで体力が弱っている時はかえって身体に ダメージとなることがあります。必ず温泉に表記してある入浴してはいけない、飲用してはいけない「禁忌症」の注意書きを読みましょう。
不明なときは医師に相談をしましょう
硫黄線や強アルカリ泉などの泉質によっては症状が悪化するおそれもあります
飲泉する場合も、消毒していない自然の湧き水を飲むわけですから注意が必要です
 
ストレスを癒して体調を整える

ストレスの多い今だからこそ、温泉パワーに注目

さまざまな成分が含まれている温泉に入浴して体に良い刺激を与えることは、総合的に自然治癒力を高め、体調を整えるのに最適といえるでしょう。
薬のように特定の効き目はありませんが、正常な状態へと体調を整えていくという作用が温泉の効き目ですから定期的に入浴し、長い目で見ることが大切でしょう。
しかし、薬と同様、温泉も使い方をあやまったときのダメージは大きいので、無謀な入浴は禁物です。特にご高齢の方や、血圧・心臓に不安のある方は注意して入浴してください。

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入浴時のポイント
お酒を飲んだら入らない
お酒を飲んだで入浴すると、血液循環がよくなるため脳貧血が起きやすくなります。心拍数が増加して不整脈や心臓発作の危険も。
必ず酔いを冷ましてから入浴しましょう。
食後すぐの入浴は避ける
入浴は食前がベスト。どうしても食後に入浴する場合は、1時間程度休息してから入るようにしましょう。その場合は胃腸の動きを活発にするぬるめの湯がおすすめ。
安全にご入浴いただくために、是非実行を!!
スポーツ直後も休息をとってから
激しいスポーツ直後の入浴も、心臓に負担をかけるので避けましょう。入るときは30分以上休息をとってから。
風邪をひいた日も注意

風邪をひいて熱があるときの入浴は避けた方がいいでしょう。ひき始めのなら、ぬるめのお湯にゆっくりつかって身体を温めるのは効果的。その場合、あがったらポカポカしているうちに布団に入って身体を休めましょう。

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